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ー精神科・睡眠障害ー
かゆかわクリニック
名古屋市中区伏見
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雲外蒼天
戦争や感染症への不安が広がる現代において、医療の現場もまた時代の影響を強く受けている。開院十年という節目の中で、老いと別れ、そして医療継続の課題に向き合いながら、「雲外蒼天」の思いとともに、これからの医療と向き合う決意を綴ります。
3月20日
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障害の受容◆自己の再発見にもなる
障害を負ったとき、人は単に失われた機能を取り戻すだけでなく、新たな生き方そのものを模索することになる。映画『心の旅』(1991年・アメリカ)を題材にしながら、障害の受容とは「能力の回復」にとどまらず、「自己の再発見」であると論じる。 物語では、前頭葉損傷により記憶を失ったエリート弁護士が、幼児のような状態から再び社会に戻っていく過程が描かれる。そこで浮かび上がるのは、地位や能力を失った後に残る人間の本質と、家族や社会との関係の再構築である。 日本においても高次脳機能障害などの後遺症により、社会復帰に困難を抱える人は少なくない。近年は専門的リハビリテーション体制が整いつつあるが、依然として「受容」と「社会的理解」は大きな課題である。リハビリは単なる医療行為ではなく、「全人的な権利の回復」であり、生き直しのプロセスでもある。
銀幕・こころの旅
2024年8月14日
リハビリ◆体と心、両方を診る
事故や病気によって突然、身体の自由を失うことは、単なる肉体的な問題にとどまらず、心の深い部分にも大きな影響を及ぼす。映画 七月四日に生まれて は、戦争で負傷し車いす生活となった青年の苦悩と再生を描き、リハビリの本質を問いかける作品である。主人公は、身体機能の回復だけでなく、喪失感や絶望、社会からの疎外感と向き合う中で、自らの生き方を模索していく。こうした過程は、心的外傷後ストレス障害 のような心理的ダメージとも深く関係している。現実においても、中途障害を負った人が直面するのは、身体機能の回復だけでは解決できない課題である。支えとなる人間関係や人生の目的を見出すことが、回復への大きな力となる。リハビリとは、単なる訓練ではなく、体と心の両面を見据えた「再生のプロセス」なのである。
銀幕・こころの旅
2024年5月15日
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