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ー精神科・睡眠障害ー
かゆかわクリニック
名古屋市中区伏見
愛知県名古屋市中区栄一丁目10-2 3F
伏見駅6番出口・徒歩4分
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雲外蒼天
戦争や感染症への不安が広がる現代において、医療の現場もまた時代の影響を強く受けている。開院十年という節目の中で、老いと別れ、そして医療継続の課題に向き合いながら、「雲外蒼天」の思いとともに、これからの医療と向き合う決意を綴ります。
3月20日
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映画紹介
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院長日記
インタビュー
第四十八回 リバー・ランズ・スルー・イット(1992年・米国)
時間をどう生きるかという問いは、人間の行動原理を大きく左右する。 イソップ寓話「蟻とセンチコガネ」は、余剰のある季節に備えた者と、享楽のうちに過ごした者の対比を通して、未来志向の合理性を強く教える物語である。 一方、映画『リバー・ランズ・スルー・イット』は、フライ・フィッシングを媒介として、兄弟それぞれの生き方と喪失、そして不可逆に流れ続ける時間そのものを描き出す作品である。そこでは単なる勤勉と怠惰の対立ではなく、「備える人生」と「流れに身を委ねる人生」が交差し、どちらも一面的には裁ききれない深みを帯びていく。人生とは蓄積か、それとも流動か――その問いが投げかけられている。
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2025年6月26日
リスボンに誘われて(2012年、独逸・瑞西・葡萄牙)
人はどれほど自分自身を生きているのでしょうか。リスボンに誘われては、一冊の本との出会いをきっかけに、人生を見つめ直す旅へと踏み出す男の物語です。主人公ライムントを演じるジェレミー・アイアンズは、過去と現在が交錯する中で、他者の人生を辿りながら自らの内面と向き合っていきます。独裁体制下の歴史や人間関係の機微を背景に、「生きられなかったもう一つの人生」への問いが静かに響きます。美しいリスボンの街並みとともに描かれるのは、誰もが抱える時間と選択の重みです。
映画紹介
2025年6月9日
人生は威厳ある老いへの旅
老いは避けることのできない人生の帰結でありながら、多くの人にとって受け入れがたい現実でもある。若さや活力を価値とする社会の中で、老いはしばしば衰えや喪失として捉えられる。しかし、老いとは単なる終わりではなく、これまでの人生を見つめ直し、意味づける時間でもある。野いちごは、老学者が旅の中で過去と向き合い、記憶と現実が交錯する中で自己を再認識していく姿を描く。死を意識するからこそ浮かび上がる人生の本質――老いとは、威厳をもって生を引き受けるための最後の旅路なのかもしれない。
ストレス手帳
2025年4月10日
世俗の幸福を超越した知恵
人は、富や愛、健康といった「何か」を得ることで安心し、それを失うことで不安や憂うつを感じます。こうした世俗的な幸福に支えられて生きる一方で、それを超えた価値や意味を求める心もまた、人間の本質の一つです。 本稿では、『僧侶と哲学者』の対話や映画『セブン・イヤーズ・イン・チベット』を手がかりに、「満たされること」と「手放すこと」のあいだで揺れるこころの在り方を見つめます。
ストレス手帳
2025年2月10日
何とか越えたい中年危機
人生の折り返し地点ともいえる中年期は、多くの人にとって大きな転機となります。仕事上の限界、家族関係の変化、そして大切な人との別れ――さまざまな「喪失」が重なることで、これまで築いてきた自己のあり方が揺らぐことも少なくありません。 本稿では、映画『ミルドレッド』や『フェイク』を手がかりに、中年期に訪れる危機とその乗り越え方について考えます。喪失の中でなお生きる意味を見出し、それぞれのかたちで再出発していく人々の姿から、人生の折り返し地点ともいえる中年期は、多くの人にとって大きな転機となります。仕事上の限界、家族関係の変化、そして大切な人との別れ――さまざまな「喪失」が重なることで、これまで築いてきた自己のあり方が揺らぐことも少なくありません。 本稿では、映画『ミルドレッド』や『フェイク』を手がかりに、中年期に訪れる危機とその乗り越え方について考えます。喪失の中でなお生きる意味を見出し、それぞれのかたちで再出発していく人々の姿から、新たな生き方を探ります。
ストレス手帳
2025年1月22日
第四十二回 80デイズ(2004年 米国)
人はしばしば理想や夢を語るが、それを現実のものにするには行動が不可欠である。 八十日間世界一周を原作とする映画80デイズは、突飛とも思える挑戦を実行に移すことで道を切り開いていく姿を描く。発明家フォッグと、中国人ラウの旅は、単なる冒険譚にとどまらず、それぞれが抱える目的や信念を実現していく過程でもある。 旅の中では幾度も困難や妨害に直面するが、機転や協力によって乗り越えていく。その積み重ねが、最終的には「証明」として結実する。これはイソップ寓話の「言葉ではなく事実で示せ」という教訓にも通じる。 現代では移動手段の発達により世界は身近になったが、本質的な意味での「旅」は変わらない。未知に踏み出し、自らの力で確かめる経験こそが、人を成長させる。人生そのものが一つの旅であるとすれば、求められるのは語ること以上に、実際に一歩を踏み出す勇気である。
ちょっとブレイクしませんか?
2024年12月6日
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