認知症 ◆それでも愛されるか中日新聞朝刊 2006.04.14 認知症の代表格・アルツハイマー病は、脳が萎縮していく病気です。進行すると、鏡に映る自分さえ見分けがつかなくなってしまいます。この病気をテーマにした「きみに読む物語」(2004年・アメリカ)をご紹介しましょう。 ...
束縛 ◆ストレス解消には映画中日新聞朝刊 2006.04.07 「健全なる精神は、健全なる肉体に宿る」 これは、オリンピックの創始者クーベルタン男爵の有名な言葉(古代ローマの詩の一節)です。しかし、肉体が健全でも精神を病む人は少なくありませんし、精神を病むと肉体にもさまざまな不調が表れます。体を強...
ダンスでいやす被ばくの苦痛朝日新聞朝刊 1999.12.4 長崎で被ばくしてから、長い闘病の人生を続けている男性が、慢性関節リウマチの痛みで眠れないと訴えて精神科を受診した。 「戦時中でしたが、社交ダンスでチャンピオンになったことがあります。被ばく者としていろんな病気を患い、仕事もままならず、ダ...
幸福のクローバー、まず健康朝日新聞朝刊 1998.09.19 異性、金銭、地位、健康の四つが、分裂病再発のきっかけになる。むかし江熊要一という精神科医がこう主張し、後に「四つ葉のクローバー」と例えられた。 四つ葉のいずれにも無関心という人は少ない。すべてに満たされている人も少なそうだ。人の世の不...
こころの病、まず相談の決断朝日新聞朝刊 1998.09.12 人間が一生に体験するストレスで最大のものは、最愛の人との死別で、ストレス指数は百点。最高点がついている。離婚が七十三点。なんとなくわかる。結婚は五十点だが、さてどう解釈すべきか考え込んでしまう。 ...