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シービスケット(2003年 アメリカ)

  • 執筆者の写真: kayukawa-clinic
    kayukawa-clinic
  • 3月19日
  • 読了時間: 2分

更新日:7 日前

愛知保険医新聞刊


 1910年ハワード(ジェフ・ブリッジス)は自動車ディーラーとして成功するが、最愛の息子を自動車事故で失ったため、妻に捨てられる。その頃、カウボーイのスミスは自動車産業の発展のあおりで馬の需要が減ったため、西部劇の馬の調教師として流浪していた。一方、カナダでは少年ジョニーが、乗馬の才能を磨いていた。 大恐慌時代の幕開けとともに無一文となったジョニーの両親は、息子の乗馬の才能に将来を託す。赤毛から愛称“レッド”と呼ばれたジョニー(トビー・マグワイア)は地方競馬にデビューするも、手にする賞金はごく僅か。1933年、メキシコのティファナでハワードはマーセラという女と出会う。乗馬愛好家のマーセラの影響もあり、ハワードは競馬の世界に身を投じてゆく。そんなある夜、ハワードは森で、骨折した馬を治療しているスミスを見かける。「けがしたからといって、命あるものを殺すことはない」と呟く彼に感銘したハワードは、馬の調教師としてスミスを雇う。三カ月後、ニューヨークの競馬場で、”シービスケット”と呼ばれる馬の資質を見抜いたスミスは、ハワードにシービスケットの購入を勧める。さらにスミスは、レッドを騎手として目をつける。 遂に役者が揃い、サクセス・ストーリーが展開し始める。困窮に苦しむ庶民は、連戦連勝のシービスケットの活躍を熱烈歓迎する。意気揚がるハワードは、史上最高額の賞金レースを決行するのだが、果たして結末は? 名調教師、名騎手、名馬、馬主の四者での一攫千金の目論見は、大恐慌下のはかないあがきだった。宝くじも賭博も夢しか与えないのに、市場原理に期待するのか。

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