学業成績と睡眠 / 粥川裕平 / Progress in Medicine Vol.35 No.1
本論文は、睡眠と学業成績の関連を思春期から大学院生までの発達段階で検討しています。特に思春期の徐波睡眠の減少は脳の再編成と日中の眠気に影響し、睡眠時間や就寝時刻が成績に関係することが示されています。また、スマホ・インターネットの過剰使用による若年層の寝不足や、過眠を訴える学生の増加も指摘され、睡眠管理の重要性と学業・認知機能への影響が強調されています(Feinberg 2009、Wolfson 1998、Power 2004)