第二十一回 大逆転【1983年 米国】菱電工機エンジニアリング株式会社 社内報 連載エッセイ 全52回 更新いたしました。 「第二十一回 大逆転」 上記リンクより、是非お読みになってください。 かゆかわクリニック
精神科医も心の休養が必要朝日新聞朝刊 1998.12.19 いまは多くの人が知る「燃え尽き症候群」は、米国の看護婦さんから始まった。神経筋疾患やがんなど、努力しても治せない病気と闘う医療スタッフはストレスが多い。 自殺率の高い職業は、警察官、弁護士、医師だという報告もある。裁いたり、処罰したり、...
人生は威厳ある老いへの旅朝日新聞朝刊 1999.1.9 成人式の振りそでの若者たちを見て、思わずため息をつくようになると「中高年」の仲間入りだろう。生あるものの必然である老いを醜いものと感じて沈み込む人がいる。一方、七十歳を過ぎても「バイアグラ」を欲しがる人もいる。老いもまた、ストレスの原因になる...
有名人多数、うつ病に悩んだ朝日新聞朝刊 1999.1.23 かつて内因性精神病といわれたうつ病は、ストレス社会も関連してこの三十年で六倍に増加した。近年は、何をもって内因性というのか再検討されている。 うつ病は、英語でディプレッションという。不況の意味もある。「ザ・グレート」がつくと1929年...
適切な助言難しい嫁姑問題朝日新聞朝刊 1999.1.30 姑(しゅうとめ)の意地悪で眠れなくなった、と不眠を訴え、受診のたびに悪口をさんざんしゃべって、すっきりした表情で家路につくお嫁さんがいる。 きつい嫁のせいで同居が辛い。「家まで建ててあげたのに」と思うと寝つけない、と受診するお姑さんも...
感染症の恐怖と闘う人たち朝日新聞朝刊 1999.2.6 感染症学と精神医学は縁遠いと思われがちだが、脳も感染症に侵されるし、疫病が人々をパニックに陥れるという点からも無関係ではない。 精神病院に入院すると梅毒検査が必須(ひっす)の時代があった。その梅毒がほぼ克服され、かわりにエイズ脳症が注目...