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第十五回 タイタニック(1997年 米国)

  • 2022年9月27日
  • 読了時間: 1分

更新日:5月15日

菱電工機エンジニアリング株式会社

社内報 連載エッセイ「ちょっとブレイクしませんか?」

更新いたしました。



人生はしばしば航海に喩えられる。順風満帆に見える旅路であっても、ひとたび嵐に遭遇すれば、その行方は容易に揺らぐ。古代の寓話が示すように、人は危機を脱した後ほど油断しやすく、本当の意味での備えや慎重さは試練の最中だけでなく、その後にも求められる。


映画『タイタニック』は、豪華客船の沈没という歴史的悲劇を背景に、身分や階層の違いが生死を分ける現実を描き出した作品である。ジャックとローズの恋愛は象徴的でありながら、その背後には、同じ船に乗りながらも決して交わることのない社会構造が横たわっている。


現実の災害においても、命が助かった後に待ち受けるのは、必ずしも安堵ではない。生活基盤の喪失や将来への不安は、長く心に影を落とす。生き延びることと、生き続けられることは同義ではないのである。だからこそ、危機を免れた後も含めて、人間はどのように生を支えていくのかを考え続けなければならない。


本文はこちらよりお読みください。



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