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第六十一回 オッペンハイマー(2023年 米国)

  • 執筆者の写真: かゆかわクリニック院長 粥川裕平
    かゆかわクリニック院長 粥川裕平
  • 11 分前
  • 読了時間: 1分
映画『野いちご』(1957年)より、旅を続ける老教授の印象的な場面

菱電工機エンジニアリング株式会社

社内報 連載エッセイ「ちょっとブレイクしませんか?」



2023年公開の映画「オッペンハイマー」は、第二次世界大戦中のマンハッタン計画を率い、「原爆の父」と呼ばれた物理学者J・ロバート・オッペンハイマーの栄光と苦悩を描いた作品です。原爆開発に成功した科学者は、その圧倒的な破壊力と広島・長崎の惨状に衝撃を受け、戦後には水爆開発に反対。やがて政治的な追及を受け、公職から追放されます。本作が問いかけるのは、科学技術の進歩そのものだけではありません。人類を破壊するほどの力を手にしたとき、科学者はその成果にどこまで責任を負うのか。イソップ寓話のプロメテウスにも触れながら、科学と倫理、核兵器、そして人類の未来について考えます。



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