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第六十五回 生きる(日本 1952年、UK 2023年)

執筆者の写真: かゆかわクリニック院長 粥川裕平
かゆかわクリニック院長 粥川裕平
10 時間前
読了時間: 1分
映画『野いちご』(1957年)より、旅を続ける老教授の印象的な場面

菱電工機エンジニアリング株式会社

社内報 連載エッセイ「ちょっとブレイクしませんか?」



「人間は何のために生きるのか」――。黒澤明監督、志村喬主演の「生きる」は、死を目前にした一人の公務員が、自らの人生を問い直し、最後に市民のための仕事を成し遂げようとする姿を描いた名作です。30年間無欠勤の市民課長・渡辺勘治は、胃癌を告知され、息子からも冷たくされることで、これまでの人生が無為だったことに気づきます。しかし、若い女性との出会いをきっかけに「生きる」ことの意味を考え始め、下水溜まりを公園に変える仕事に情熱を注ぎます。イソップ寓話「旅人とプラタナス」では、旅人から役立たずと蔑まれた木が、実は人々に大きな恩恵を与えていました。人間もまた、目立たなくても社会を支える仕事をしています。本作は官僚主義を批判すると同時に、働くことの意味、社会に貢献することの尊さ、人生の最後に何を残すのかという普遍的な問いを投げかけます。



本文はこちらよりお読みください。




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