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第六十六回 釣りバカ日誌 (1988年~2009年 日本)

執筆者の写真: かゆかわクリニック院長 粥川裕平
かゆかわクリニック院長 粥川裕平
10 分前
読了時間: 1分
映画『野いちご』(1957年)より、旅を続ける老教授の印象的な場面

菱電工機エンジニアリング株式会社

社内報 連載エッセイ「ちょっとブレイクしませんか?」



『釣りバカ日誌』は、建設会社に勤める万年平社員の浜崎伝助、通称「ハマちゃん」と、会社の鬼社長・鈴木一之助、通称「スーさん」の友情を描いた人気シリーズである。仕事では出世とは無縁のハマちゃんだが、釣りという趣味を得たことで人生は一変する。やがて社長と平社員という立場を超え、「スーさん」「ハマちゃん」として釣りを楽しむ二人。そこには、会社での地位や名誉とは別のところにある幸福の姿が描かれている。イソップ寓話「笛を吹く漁師」や「一生幸福でいたかったら釣りを覚えなさい」という中国の諺にも触れながら、仕事一辺倒ではない人生の楽しみ、出世と幸福の関係について考える。経済の失速とともに「五時から男」のような生き方が職場から消えつつある現代だからこそ、ハマちゃんの生き方が問いかけるものは大きい。



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