第七十回 7月4日に生まれて(1989年 米国)

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菱電工機エンジニアリング株式会社
社内報 連載エッセイ「ちょっとブレイクしませんか?」
映画『7月4日に生まれて』は、ベトナム戦争に従軍し、下半身不随となった青年ロン・コーヴィックの半生を描いた作品です。愛国心から戦場へ向かった青年は、戦争の現実を目の当たりにし、自らも深い傷を負って帰国します。しかし、帰還兵を待っていたのは英雄としての称賛ではなく、戦争への批判や社会からの冷たい視線でした。やがて青年は、自らの戦争体験をもとに反戦運動へと身を投じていきます。冒頭のイソップ寓話「ウマと騎馬兵」は、戦争が必要なときだけ人間を利用し、不要になれば見捨てる社会の姿を象徴しています。戦争は戦場で人を傷つけるだけではありません。生きて帰った人の心や、その後の人生までも変えてしまいます。本作は、愛国心、国家、戦争、障害、PTSD、そして人間の尊厳について考えさせる作品です。
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